この記事の結論
- 建設業は入金サイトが長く、仕事から入金まで2〜3ヶ月かかることも
- 独立直後・材料費先払い・入金サイトが長い取引先が多いときが特に厳しい
- 事業用口座を分けてキャッシュフローを月次で把握する
- 日本政策金融公庫の創業融資など、余裕があるうちに枠を確保しておく
独立後に多くの一人親方が直面するのが、入金までのタイムラグによる資金繰りの苦労です。
目次
建設業特有の「入金サイト」の長さ

建設業では、工事が完了してから実際に入金されるまでの期間(入金サイト)が、他業種と比べて長くなりがちです。
月末締め翌々月払いといった条件も珍しくなく、仕事をしてから2〜3ヶ月後に入金される、というケースも起こり得ます。
資金繰りが厳しくなりやすい場面
- 独立直後、まだ入金実績がないタイミングで工具・車両をそろえる時期
- 大きな工事を請け負い、材料費を先に立て替える必要がある場合
- 入金サイトが長い取引先の比率が高くなったとき
立て替えが必要な材料費への対応
材料費が高額になる工事では、元請けに材料の支給を依頼したり、着手金を交渉したりすることで、立て替えの負担を減らせる場合があります。
契約前に支払い条件を確認しておくことが、資金繰りのトラブルを防ぐ一番の対策です。
資金繰りを安定させる工夫

事業用の口座を生活費の口座と分けておくと、手元にいくら事業資金が残っているかを把握しやすくなります。
また、確定申告の際にキャッシュフロー(現金の出入り)を月ごとに振り返っておくと、資金が薄くなりやすい時期を事前に予測できるようになります。
日本政策金融公庫の創業融資など、独立直後でも申し込める公的な融資制度もあります。資金がショートしてから慌てて借りるより、余裕があるうちに枠を確保しておくほうが安全です。
お金まわりの内容は、次の記事の確定申告スケジュール早見表で一度整理します。
次に読むべき記事
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